小説 小野篁一伝 米子加茂川偲ぶ川
伯耆坊俊夫  今井書店 ¥1500
米子朝日町通り・茶房ONOの主人、小野篁一伝。
戦前・戦後米子を舞台に繰り広げた文人・画人・趣味人たちの物語。実名で登場する今は亡きあの人、この人。
●海賊
 野津 泱  今井書店 \1600
海賊と呼ばれた若者がいた。山陰の港町から上京し、地を這うような5年間の東京での日々。ついに、箱舟に乗り、たった一人汚濁の海へ乗り出して行った・・


●扉が開くとき

 高橋 亮 今井書店 \1600
秋山駿氏がトルーマン・カポーティの「冷血」を引きながら称賛した問題作「扉が開くとき」。川原で極貧の生活を送る親娘と少年の苦い交流を描く秀作「九月の雨」。高橋文学の代表作がここに結晶。


●米子文学  <同人誌>
米子地方を中心につづけている文芸同人誌。第U期となって16号を数える。古い同人でありながら初めて小説に挑戦した拝藤昇一が「Eメール夢幻」を発表、ほかに野坂喜美「秋ざれ」、連載の高橋亮「飛石日記」、塩見佐恵子「森の国ホテル」など、小説、エッセイ、評論12編掲載。